谷田 悟

   東京、鎌倉、箱根、富士山、日光などの関東地域の観光ツアーから始まり、中部、関西、山陽、四国、九州を含む一般観光を数多く経験。1970年代の終わり頃からは、輸出産業(自動車、電機、精密機械、建設機械、楽器、製薬、食品、商社)における有名企業のインセンティブ(招待)ツアーが主たる業務となる。
日本航空主催のディズニー初来日公演や、プレイボーイクラブのビジネスプロモーション、旧通産省主催のインダストリアルツアー、F1グランプリカーレース等、イベント的なツアーも多岐に渡って経験。


    近年の国内での通訳ガイドとしては、アメリカの著名大学の同窓会主催ツアーや、スミソニアン協会主催ツアーなど、インテリ訪日客のシリーズが多い。それに加えて海外視察を含む技術通訳業務にも数多く従事している。海外の大学、研究所、工場、政府機関など年間約300カ所を訪問し、医学、工学、福祉、教育などの専門知識にふれ、学びを続けながら働くスタイルをエンジョイしている。

この講師のレッスン一覧


◎蚕と絹糸 ◎真珠 ◎お酒とヤマタノオロチ

ジェネラルトピックスでは、他のガイドさんとはひと味違う、あなたらしさを表現するトークを目指しましょう。 今回は岐阜県の白川郷ほか、全国での蚕や絹産業にピッタリな話題、日本が誇る養殖真珠についてその他、業界の歴史に残るレジェンドガイドの1人、Sammyこと谷田悟ガイドによる日本文化と神話についてのトークをご紹介します。ストーリー展開、わかりやすい説明の仕方、単語の選び方など、じっくり学んで、ご自身のオリジナルトーク作りに役立ててください!

実践現場ガイドデモ・シリーズ:浅草寺、浅草周辺

都内観光でほぼ行程に含まれる「浅草地区」。その発展の歴史、そして主要観光スポットが網羅されたガイディング・デモの決定版、永久保存版としてお薦めです。 長年の現場経験に基づき、世界中のお客様から絶大な信頼を得ているGICSS公認超一流シニアガイド講師による情報のアウトプットのしかた、明解で知性を感じさせる英語表現法など、ガイド聖地ともいえる浅草地区案内の大きなヒントになるでしょう。 レッスン1:浅草文化観光センターの8階から浅草寺、浅草地区全体の発展の歴史を辿ったのち、雷門から二天門まで、浅草寺・浅草神社の主要スポットをウォーキングツアー形式でご紹介します。レッスン2:江戸情緒溢れる浅草寺と対をなす浅草地区の現代建築について、アサヒビール本社ビル建設時の逸話や、伝統的な五重塔建築の耐震構造が応用されたとされる東京スカイツリーの構造まで、やや専門的な話も交えた詳細な説明をしています。

◎カミオカンデ(イントロダクション)、◎カミオカンデ、◎養蚕の歴史(富岡製糸場)

「第3回通訳ガイドコンベンション」で反響を呼んだ「カミオカンデのガイディング」が、遂に映像化です。伝説の谷田悟ガイド(通称Sammy)は科学や歴史にも造詣が深く、膨大な知識に裏打ちされたわかりやすく滑らかな語り口にはファン多数。 世界に誇る日本の先端技術研究のガイディング例として、宇宙物理学の一端を紹介します。日頃この分野には馴染みのない方も是非ご視聴頂きたいコンテンツです。日本語ガイダンス付き。イントロダクションの日本語部分は無料で視聴できます! またChapter3は、近世から現代にいたる日本の養蚕業の歴史を、分かりやすい切り口で、聞きやすい流麗な英語で紹介する、谷田ガイドの世界を堪能できるレッスンです。 (写真提供) 東京大学宇宙線研究所 神岡宇宙素粒子研究施設

実践現場ガイドデモ・シリーズ:明治神宮

都内観光の人気スポットの明治神宮を、ガイド歴50余年のベテランガイドがご案内いたします。豊富な知識、洗練された英語表現、ガイドブックにはない情報やエピソード、「プロの中のプロ」の卓越したガイドトークをどうぞお楽しみください。ガイディングだけではなく、英語のリスニング教材としてもお役立て頂きたい、永久保存版です。

◎江戸城(前編)、◎江戸城(後編)

江戸城は、都内観光案内でほぼ100%その説明は必須、近世日本の歴史舞台の中心とも言えます。 堀の開削、建物建設、石垣の材料調達からその積み方等、徳川家康から3代家光の時代で完成するまでの稀にみる営みを、無駄のない、的確な語彙と自然で聞き取りやすい上質な表現で語ります。 プレゼンターはガイド業界のトップランナーの一人です。座右の宝物に値する、ガイド教材の逸品です。

◎江戸幕藩体制

江戸幕府は、武士・公家・そして宗教界を、その権威の元でどのような巧妙なる仕組みで支配したのでしょうか。 260年余りの平和な国を維持した、徳川三代による幕藩体制の構築と、その終焉の発端までを語ります。 簡潔で上質な語彙を多用して聞き手を惹きつける、まさにガイド必聴のコンテンツです。

◎金閣炎上の真実(イントロダクション)、◎金閣炎上の真実

三島由紀夫の「金閣寺」は、修行僧が金閣寺を放火するいきさつを題材にした小説で、三島の作品の中でも最も高く評価されているものの一つです。プレゼンターは、水上勉が書き下ろした「金閣炎上」の同事件の犯人像と比較しつつ、物事を見るときは一つの視点からではなく、多角的に捉えることの大切さをも述べています。 ストーリーとしても興味深く、又上質な語彙と表現で語られている、英語教材としても優れた作品です。

◎原爆投下の舞台裏(1)~(4)

アインシュタインは、ナチスがウランの核分裂実験を行っていることを知り、大統領に早急な原爆開発を進言します。そして、原子爆弾を開発するマンハッタン計画が始動しました。 対ナチス目的の原爆製造が、なぜ日本に投下されることになったのか。プレゼンターは史実の舞台裏を解き明かしつつ、今に続く、「核兵器の脅威を核兵器保有によって抑止する」という考え方に警笛を鳴らします。 多くの事柄と複雑なプロセスを、専門用語を駆使しながらもわかりやすく語られています。プレゼンターの熱意が感じられる作品です。