三村 大介

石川県金沢市出身。一級建築士・一級建築施工管理技士。大阪大学大学院修士課程修了(建築工学専攻)後、東京工業大学工学部建築学科文部技官を経て、1998年に三村建築環境設計事務所設立。現在マロプラス代表。

 

個人住宅から大型商業施設まで、国内外で多種多様なデザイン・設計を手がける。また、アーキエキスパートとして、各種建築系の資格取得の講座から、建築家と建築作品そして街を解説する建築ガイドの講座に至るまで、建築について多角的、全方位的に解説する講師も務める。

 

一言メッセージ

有名な建築家による作品、貴重な歴史的建造物、ブランドの名に恥じぬフラッグシップビルなど、日本国内には世界に誇る素晴らしい建築作品がたくさんあります。それらに対するちょっとした知識や見方が分かれば、単に情報を得るだけでなく、世界中の建築や街をこれまでとは違った視点、価値観で楽しむことができるはずです。まずは明治初期から出発し、現代のゴールまで知的好奇心を刺激してくれる日本の建築作品巡りの旅へ、さあ、一緒に出かけましょう。

この講師のレッスン一覧


ニホンを創った建築家たち (明治~現代) 第1回

建築界のノーベル賞といわれるプリツカー賞を受賞した日本人建築家が8人もいることをご存知でしょうか(2021年現在)。伝統の寺社仏閣だけではなく、日本の近代建築は世界に誇る観光資産でもあります。ゲストに理解を深めて堪能していただける説明をするために、通訳ガイドは専門分野の常識、基礎知識を心得ておきましょう。   Malo Plus代表・一級建築士の三村大介講師が、明治維新後、海外から招致した専門家から西洋建築を学び始めた時代から、世界の近代的建築を牽引する現代に至る「日本の近代建築の創生と発展」について、著名な建築家とその作品を通して詳細に解説いたします。   第1回では、日本の建築の幕開けから、いわゆる近代主義建築(モダニズム建築)の創生~成熟期までに焦点を合わせました。時代背景を織り交ぜながら、その発展に重要な役割を果たした人物と作品を学んでください。楽しい語り口に惹きこまれ、目から鱗で納得し、きっと第2回が見逃せなくなることでしょう。  

ニホンを創った建築家たち (明治~現代) 第2回

専門講座 建築 「ニホンを創った建築家たち(明治~現代)」第2回の焦点は20世紀後半から現在に至る建築です。   第1回では、20世紀前半~半ばの近代主義建築(モダニズム建築)の創成期から成熟期を中心に解説をしましたが、 第2回では近代主義建築へのアンチテーゼとして登場してきたポストモダニズム建築について、興味深く解説しています。 現代の大きな建築の潮流、国境を越えてグローバルに活躍する国内外の建築家とその作品への理解を深めましょう。   最後に特別編として、三村大介講師お気に入りの建築物を、そのおすすめポイントとともにご紹介します。   「ニホンを創った建築家たち(明治~現代)」を第2回から視聴される方は、是非第1回もご覧ください。 日本の近代建築に関する基礎知識を体系的に理解し、知的なゲストから求められるより高度なガイディングに繋げていただければと思います。