建築界のノーベル賞といわれるプリツカー賞を受賞した日本人建築家が8人もいることをご存知でしょうか(2021年現在)。伝統の寺社仏閣だけではなく、日本の近代建築は世界に誇る観光資産でもあります。ゲストに理解を深めて堪能していただける説明をするために、通訳ガイドは専門分野の常識、基礎知識を心得ておきましょう。
Malo Plus代表・一級建築士の三村大介講師が、明治維新後、海外から招致した専門家から西洋建築を学び始めた時代から、世界の近代的建築を牽引する現代に至る「日本の近代建築の創生と発展」について、著名な建築家とその作品を通して詳細に解説いたします。
第1回では、日本の建築の幕開けから、いわゆる近代主義建築(モダニズム建築)の創生~成熟期までに焦点を合わせました。時代背景を織り交ぜながら、その発展に重要な役割を果たした人物と作品を学んでください。楽しい語り口に惹きこまれ、目から鱗で納得し、きっと第2回が見逃せなくなることでしょう。